東京23区の新築マンション平均価格が1億円を突破するなど、不動産価格はまさに青天井の状態が続いています。
しかし、日本の人口は減少しており、将来的に地価が暴落する場所が出てくるのは明白です。
そこで今回は、これから価値が下がる可能性のある土地や建物を、誰でも簡単に見極められるツールを共有いたします。
プロも使う無料ツール「鑑定協会 地価マップ」
そのツールとは、全国宅地鑑定業協会が提供する「地価マップ」です。
このマップを使えば、専門知識がなくても、視覚的に地価の動向を把握することができます。
サイト左側のメニューから、表示方法を「色」で見るように設定すると分かりやすいです。
暴落リスクのある土地の見抜き方
このマップでチェックすべき項目は「変動率」です。
現在のように不動産価格が高騰している状況下で、マップの色がオレンジ以下の場所は特に注意が必要です。
これらのエリアは、将来、不動産市場が冷え込んだ際に、真っ先に価格が下落する可能性を秘めています。
なぜ「オレンジ以下のエリア」は危険なのか?
不動産価格の上昇には、波及の順番があります。
まず、都心3区(千代田・中央・港)のような誰もが欲しがる「優等な土地」の価格が上がります。
次に、その周辺エリア(新宿・渋谷など)も割高感が出てくると、投資家や購入者の目は、さらにその周辺のエリアへと移っていきます。
つまり、オレンジ以下のエリアは、人気エリアが上がりきった後に、消去法的に値上がりしてきた場所である可能性が高いのです。
バブル期の例を見ると、価格が下がる時は、上がりすぎた都心の商業地から下がり始め、遅れて周辺エリアに波及しました。
このロジックで考えると、次の下落局面では、先に高騰した都心部から価格が調整され、それに続いて、後から値上がりした周辺エリアも下落していく、という流れが予測できるのです。
不動産投資の基礎を学ぶ
不動産は株などと違い、すぐに売却できないという特性があります。
このようなツールで知識を身につけ、将来のリスクに備えることが、資産を守る上で非常に重要です。
不動産投資やお金に関する普遍的な哲学を学ぶなら、世界的なベストセラーである以下の書籍が最初の一冊として最適です。
より効率的な選択肢
不動産投資も一つの手段ですが、よりリスクなく効率的に資産を増やす方法があるのも事実です。
その代表例が、ポイントサイト「モッピー」の活用です。
サービスの無料登録やアンケート回答など、スマホ一つで完結する簡単な作業でポイントを貯め、現金やギフト券に交換できる仕組みです。
このような選択肢も知っておくと、いざという時に役立つかもしれません。