支払いの滞納や任意整理・自己破産等が原因で金融ブラックとなれば、クレジットカードやカードローンの審査が難しくなるのは当然の話。
さらに、それに加えて不安視されるのは賃貸物件を契約する際の入居審査でしょう。
物件の内覧に長時間を費やした挙句、審査に落とされたときの絶望感は言葉になりません。
今回はそんな方に向けて、賃貸物件の入居審査に通過する方法をご紹介します。
現在、ほぼすべての物件の入居審査は保証会社が代行しています。
入居審査に落ちるということは、保証会社の審査に通らなかったということです。
その理由は明確であり、下記のいずれかとなります。
- 信用情報機関に問題がある
- 過去に家賃を滞納した経験がある
まず信用情報機関とは、クレジットカードの審査等で開示されるCICやJICCとなります。
以下の信販系保証会社は、入居審査時に必ず開示されるので避けるべきでしょう。
- オリコフォレントインシュア
- ライフ安心プラス
- エポスカード
- Casa
次に、過去に家賃の滞納や踏み倒しの経験がある方は、LICC（全国賃貸保証業協会）のブラックリストで情報共有されています。
LICCに加盟している主な保証会社は以下の通りとなり、各会社同士で情報交換しているのです。
- アーク
- アルファー
- エルズサポート
- 近畿保証サービス
- 興和アシスト
- ジェイリース
- 全保連
- 賃住保証サービス
- ニッポンインシュア
- ホームネット
- ランドインシュア
- ルームバンクインシュア
つまり、金融ブラックや過去の家賃滞納等で入居審査に不安がある方は、信販系とLICC系以外の保証会社を選ぶ必要があるということ。
いわゆる独自審査の保証会社の選択です。
結論、以下の保証会社は信用情報機関の開示がなく、情報共有すらしていない為、容易に入居審査に通過することが可能です。
- 日本セーフティー
- 日本賃貸保証JID
- ハウスリーブ
- フォーシーズ
- ラクーンレント
- ダ・カーポ
保証会社を任意に選択することは難しいですが、気に入った物件がどこの保証会社で審査するのかは最初から判明しています。
例えば、不動産業者に日本セーフティーで審査可能な物件を紹介して欲しいと前置きしておけば、ムダな体力や時間を消耗する必要はなくなるでしょう。
注意点として、独自審査の保証会社で過去に滞納していた場合は、社内ブラックとなっている可能性があります。
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