新築ならまだしも、中古物件の売却は様々な問題があり頭を悩ませます。
どこの不動産屋に任せればいいのか、価格はいくらが適正なのか等、売ると決めた瞬間から様々な疑問が浮かび上がるでしょう。
何の知識も持たずに実行に移してしまい、何年も物件を募集している方も存在するのが現実。
今回、可能な限り早く中古物件を売却する為の、誰も教えてくれない秘訣を共有します。
まず、よくネット検索で上部に表示される不動産一括査定ですが、多くの不動産業者から、毎日のように営業電話が掛かってくるのでオススメできません。
面倒にはなりますが、お住いのエリアの不動産屋に足を運びましょう。
事前準備として、物件の合鍵を何本か作成しておきます。
これは一般媒介として、色々な不動産屋に鍵を預けておく為となります。
不動産業者からは、専任媒介として物件の窓口を任せてほしいと必ず言われます。
専任媒介であれば物件を早く売却できますとメリットを多々挙げられますが、実際は一般媒介であっても大差はありません。
一般媒介の場合、特定の不動産屋に絞らず物件の持ち込みが可能ですので、広告効果が断然に高く、内見予約も入り易くなります。
最低でも3社~4社の不動産屋に一般媒介として依頼して、合鍵を渡しておきましょう。
不動産屋は創業何十年の老舗から、お馴染みのチェーン店まで幅広く選定することを推奨。
肝心の物件価格については、予め市場を調査して平均値を決めておきます。
例えば、SUUMO等のポータルサイトで同じか類似の物件を探します。
エリア、築年数、平米数、間取り等が似ていれば、それらの物件の価格帯の平均値から、少しだけ割安にすると売れ易くなりますし、さらに、3,000万円なら2,990万円にすると検索にヒットし易くなります。
次は内覧についての注意事項となります。
出来る限りスペースを広く見せる為に、部屋にある古い家具や家電は完全に撤去します。
モデルルームのように綺麗であれば構いませんが、ほとんどの方は該当しないでしょう。
部屋の掃除は徹底的に行い、値段は安くて大丈夫ですので、いくつか芳香剤を置いておくのもコツです。
最後になりますが、不動産屋に依頼後も任せっきりではなく、定期的に部屋を確認しに行きましょう。
これは内見時に土足で上がったり、トイレを流し忘れる方も稀にいるのが理由です。
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