自己都合退職でも待期期間を短縮して失業保険を受給するスキーム

満を持して現在の勤務先を退職する方にとって、希望の光となるのが失業保険です。

しかし、会社都合の退職自己都合の退職の違いで、失業保険を貰えるまでの待期期間は大きく異なります。

会社都合:7日間

自己都合:2ヶ月と7日間

仮に貯金が無ければ、無職の状態で約2ヶ月間過ごすのは余りにも酷な話。

しかも、その間に少しでも働いてしまえば失業保険は水の泡となってしまいます。

今回、自己都合の退職であっても、この待期期間を合法的に短縮する特例をご紹介します。

それは、退職理由が怪我や病気による場合です。

自己都合の退職であっても、退職の原因が怪我や病気であれば、会社都合同様に7日間の待機期間で失業保険を受給できるのです。

退職届の形式は一身上の都合かも知れませんが、会社内部の実態は誰にも分かりません。

そして、この怪我や病気は決して身体的である必要はなく、心の病気であっても適用されます。

心の病気と聞いて、真っ先に思い浮かぶのはうつ病でしょう。

上司や同僚からの圧力により精神が参ってしまい、正常に判断できず辞める場合もあります。

但し、その証明として診断書が必ず必要となりますので、患者の意向に真摯に向き合ってくれる親切なクリニックを活用しましょう。

会社を退職する際、今後の収入を考えて失業保険を受給する方は多いはず。しかし、もし退職が健康面によるものであれば、障害年金も合...

診断書が手に入れば、表面上は自己都合だけど実はうつ病で退職した、ということをハローワークに伝えます。

精神的なハラスメントがあったことは、自分しか知り得ない事実です。

注意点として、退職してからメンタルクリニックに通院しては説得力がありません。

現在の勤務先を少しでも退職する意向がある場合は、退職前に一度でもメンタルクリニックに通院しておくことを推奨します。

ナイス案件!をポチッとお願いします。