海外出張や旅行が多い人にとって、空港ラウンジが使える「プライオリティ・パス」は必須アイテムでした。
しかし近年、同伴者料金の値上げや、レストラン特典の廃止といったサービスの改悪が相次ぎ、その価値は下がり続けています。
今回は、そんなプライオリティ・パスに代わる「最強のラウンジパス」として注目を集める「DragonPass(ドラゴンパス)」について、その作り方を徹底解説します。
DragonPass vs プライオリティ・パス 徹底比較
まず、両者の違いを一目でわかるように比較してみましょう。
項目 | DragonPass | プライオリティ・パス |
---|---|---|
ラウンジ利用 | ○ | ○ |
レストラン特典 | ○ | × (多くのカードで廃止) |
航空券なしで利用 | ○ (一部プラン) | × |
最大の魅力は、プライオリティ・パスでは廃止されたレストランでの割引特典が使える点と、プランによっては航空券がなくても空港施設を利用できる点です。
【結論】DragonPassが付帯する日本のクレカは無い
読者の皆様が一番知りたい点だと思いますので、先にお伝えします。
残念ながら2025年現在、DragonPassが付帯する日本のクレジットカードは存在しません。
では、どうやって手に入れるのか。その具体的な方法を解説します。
日本でDragonPassを作る3つの方法
方法は大きく分けて3つあります。
方法1:公式サイトで直接購入する
最も手軽で確実な方法です。
利用頻度に合わせて、3つのプランから選ぶことができます。
- Preferentialプラン:年会費99ドル。ラウンジ利用は1回35ドルの都度払い。たまにしか使わない人向け。
- Prestigeプラン:年会費459ドル。ラウンジ利用が無制限で使い放題。出張などで頻繁に利用する人向け。
※料金は変動する可能性があります。詳細は公式サイトをご確認ください。
方法2:【裏ワザ】Regus経由で作る
レンタルオフィスで有名な「Regus(リージャス)」の会員になることでも、DragonPassのアカウントを作ることができます。
この場合、ラウンジ利用は都度払いになりますが、Regusのビジネスラウンジも使えるようになるという隠れたメリットがあります。
方法3:海外発行のクレジットカードを作る
海外では、DragonPassが付帯するクレジットカードが多数存在します。
もし海外赴任の経験がある方や、海外の銀行口座をお持ちの方であれば、現地のクレジットカード発行を検討するのも一つの手です。
特に香港などで発行されている一部のカードには、強力なDragonPass特典が付帯していることがあります。
まとめ
プライオリティ・パスの価値が下がり続ける今、DragonPassは空港を頻繁に利用する人にとって、間違いなく最強の選択肢となりつつあります。
年会費は決して安くありませんが、それ以上の価値を提供してくれるはずです。
ご自身の利用頻度に合わせて、最適なプランを選んでみてください。
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ラウンジパス以外にも、旅を格上げしてくれるカードは多数存在します。
以下の記事では、様々な特典を持つクレジットカードをまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。