【アリバイ会社は危険】無職でも賃貸契約できる4つの裏ワザを専門家が解説

「無職だけど、賃貸物件を借りたい…」

安定した収入がない状況で家を探す際、誰もが直面するのが「入居審査」という高い壁です。

勤務先を偽る「アリバイ会社」の利用を考える人もいるかもしれませんが、その選択は将来に大きなリスクを残す可能性があります。

今回は、無職の状態でも賃貸物件を契約するための、より安全で現実的な方法を解説します。

なぜ「アリバイ会社」の利用は危険なのか?

まず結論から言うと、アリバイ会社の利用は絶対に避けるべきです。

その理由は、近年の賃貸契約で必須となっている「家賃保証会社」の存在です。

保証会社は、独自のデータベースでアリバイ会社をリスト化しており、利用が発覚すると審査に通らないばかりか、保証会社のブラックリストに登録されてしまいます。

一度ブラックリスト入りすると、将来的に他の物件を借りることも極めて困難になるという、一生もののハンデを負いかねません。

無職でも審査を突破する4つの現実的な方法

では、どうすれば良いのでしょうか。以下に4つの代替案をリスクの低い順にご紹介します。

方法1:個人事業主として申し込む

最も手軽かつ低リスクなのが、個人事業主として申し込む方法です。

税務署に「開業届」を一枚提出するだけで、誰でも個人事業主になることができます。

屋号を決め、実家の住所などで登録し、申込書の勤務先電話番号に自分の携帯番号を書けば完了です。

年収欄には、実際に稼げそうな現実的な金額を記載しましょう。

おどおどせず、社長らしく堂々と振る舞うのがコツです。

方法2:派遣会社に登録する

個人事業主よりも社会的信用度が高いのが、派遣会社に登録して「派遣社員」の肩書きを得る方法です。

実際に働くかどうかは別として、登録さえ済ませれば在籍証明をしてもらえる場合があります。

これにより、審査の信頼性は大きく向上します。

方法3:審査が緩い物件を狙う

無職でも十分な貯蓄がある場合は、審査基準が比較的柔軟な物件を狙うのが効果的です。

  • 独立系の保証会社を利用する物件:「フォーシーズ」や「日本セーフティー」といった独立系の保証会社は、独自の基準で審査を行うため、一般的な信販系の保証会社よりも通りやすい傾向があります。
  • UR賃貸住宅:UR賃貸は保証人が不要で、収入基準を満たすか、基準額(家賃の100倍)以上の貯蓄があれば契約できます。無職の場合は、1年分の家賃を前払いすることで入居できる制度もあります。

方法4:友人・知人の協力を得る

もし友人や知人に会社の経営者がいるなら、協力をお願いするのも一つの手です。

その会社に「採用された」という形にしてもらい、「内定通知書」を発行してもらえれば、保証会社の審査を問題なく通過できるケースが多いです。

中小企業では正式なフォーマットがないことも多いため、自作の書類に必要事項を記入し、法人印を押してもらうだけで有効な証明書となります。

より効率的な選択肢

これらの方法で審査の準備を進める一方、契約に必要な初期費用や当面の生活費を確保することも重要です。

その代表例が、ポイントサイト「モッピー」の活用です。

サービスの無料登録やアンケート回答など、スマホ一つで完結する簡単な作業でポイントを貯め、現金やギフト券に交換できる仕組みです。

このような選択肢も知っておくと、いざという時に役立つかもしれません。

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