不動産屋で賃貸物件を契約する際に、必ず加入させられる火災保険。
意外と忘れがちですが、契約時に1年間及び2年間の保険料をまとめて支払っています。
火災保険と聞くと、台風・地震・水害等の天災が起きたときにしか適用されないと、誤解されている方が少なくありません。
しかし、この火災保険の中に含まれる家財保険に、とても有意義な使い道が存在するのです。
家財保険はその名の通り、家財に対して保険が適用されるのですが、天災以外にも対外損傷の場合も対象となることが多いのです。
火災保険申込書の汚破損という項目にチェックがあれば完璧ですが、不動産屋が勧める保険であれば大抵ついているでしょう。
汚破損とは故意による破損を除き、家財が汚れたり壊れたりすることを指します。
よくあるケースとして、自分で引っ越しをする際の運搬時に、エアコンやテレビ等を壊してしまったとき。
完全に自業自得なのですが、すべて保険適用となるのです。
家電製品の保証期間が終了している場合、諦めていた方も多いのではないでしょうか。
損害賠償金額の算出方法には新価(再調達価格)と時価があるため、満額下りる可能性は少ないですが、貰えるものは貰うに越したことはありません。
家財保険の汚破損は余り知られておらず、保険申請の盲点となっている部分。
うっかり不注意で高額な家財を壊してしまわないよう心掛けたいものです。
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